二人言で、しゃべろうか

いつも・ずっと・いつまでも

瞳の奥に映る誰かがいる話

やっほっほ~〜〜!!!


WESTival横浜アリーナ終わりましたね!横浜勢お疲れ様でした!そんな私もちゃっかり横浜勢の1人ですし、淳太くん拗らせて帰ってきちゃったオタクの1人です。


淳太くんがしんどい。


ということ(どういうこと)で、2日間(4日と6日)のことを振り返りたいなと思います。

 

※コンサート全体ではなく、Into Your Eyesのみ。ここから先は大いにネタバレを含みます。ネタバレ踏みたくない方、確固たる独自の解釈がある方は閲覧をお控えください。

 

 

 

 

 

 

 

お?読んだね?ここまで来たね?(さっそくうざい)
では書こう。

全編通して言いたいのは淳太くんがやばいってことなんですけど、その中でも私がどうしても言いたいポイントが何点か。

 

───振り返りざま そっと 笑う 君に 「またいつか」と手を振った

 

そこかよって思う方もいると思うんですけど、私的にはここが最高にしんどいんです。何がしんどいって目。中間淳太さんの目ですよ。


生気を全くと言っていいほど感じない。目に光がない。光が入り込む余地を与えない。瞳の奥に映る「君」でいっぱいだから。それだけじゃなく、この人は虚言癖とか妄想癖でもあるんじゃないかって思わせるようなちょっと危ない目。追い詰められたような、でも追い詰められたがゆえに開き直って変に余裕があるような、そんな不思議な目。


お気づきだとは思うんですけど、ここは淳太くんのソロパ。そして淳太くんは0番、センターです。つまりスポットライトが当たるんですよね。


歌いながら徐々に顔を上げていくのでスポットライトは顔に当たって、もちろん目にも光が差し込んでいきます。それが明らかに人工の光。人って嬉しいこととか楽しいこととかがあると自ずから目が光ると思うんですけど、そういう光じゃなくてもう完全にライト。だから光を感じないのに光が見える、そんな不思議な目になるのかなあ。なので目だけ変にギラギラしてるんですよ、ここの淳太くん。それがすごくしんどい。あなたはどこでこんな目覚えたの!


歌詞を見てれば何となく、2番の方に絶望感があります。淳太くんもこのパートの最初の方は頭抱えながら歌ってるし。1番では余裕のある男の人って感じだったんですけど、2番は徐々に余裕をなくして心が不安定になっていく感じ。
この曲が失恋(不倫)の曲だとパッと聴いた感じ分かりにくいのは、ガタついてくる心が1番と同一のメロディラインに誤魔化されてるから(だと思う)。ここも余裕そうな歌詞なんですけど、その余裕は虚構。本当は余裕なんてなくて自分のものにしたくてしょうがない感じ。


(余談なんですけど、1番と2番の切り替えが最も印象的なのが流星くんです。2番の入りで階段を駆け上がって、駆け上がった先でガクッと肩を落としてふらふらっとよろめく。きっとまだ一緒にいたくて追いかけて、でも「本当の気持ちは言えない」から愛しい人の去り際を引き止められなくて落胆してる感じ。自分の気持ちは「ワガママ」だと分かっていても、相手も同じ気持ちだと信じてるからこそ「愛せる」こと。それとは裏腹に頭のどこかでは彼女を自分のものにできないことが分かっている。でも自分の気持ちには嘘はつけないから手に入れたい。しかしながら彼女の帰る場所は自分のところではない。その焦燥感とアンビバレントな心の揺れが悲しみを帯びて立ち現れてくるこのAメロ。たった何秒間かの所作に難しい気持ちを汲み取らせてくれる流星くん。流石の一言に尽きます)


そんな2番での余裕のない感じを表現してるのは淳太くんの「目」であると同時に「手」でもあります。


「手を振った」って言ってるのに手は振らないんですよ。伸ばすんですよ。まるでそこに誰かがいるように。確かにここで手を振られても雰囲気違うなってなるかもしれないけども。でも手を振るジェスチャーならいくらでもあるじゃないですか!サッと上げて下ろすとか!横に振るだけじゃなく!


それをせずに淳太くんはただ前に伸ばしたんです。本当は「手を伸ばした」かったのかな?


ここはいつも通りの二人を演じて「またいつか」と笑ってサッと手を振ったイメージなのですが、前述の通り2番の歌詞ではそんな余裕も矜持もボロボロ。自分の意識の中でだけ余裕のあるような姿を映しているだけで、客観的に見るとそんな余裕なんて一切なく、引き止めたくて一生懸命手を伸ばしてる姿が映る。そんな背反的な姿、極端に言ってしまえば二重人格さえも垣間見えてしまうような姿がそこにはあるのです。
「またいつか」とは言ったものの、その「いつか」はもしかしたらもう永遠に来ないかもしれない。それほど危ない恋に溺れる自分だから、今の「君」といる時間をどうにか引き伸ばしたい。今「君」が自分の瞳の中に映るこの瞬間が永遠に続いてほしい。そんな救いようのない愛情を滲ませているのではないのでしょうか。あの目(前述)だしね。でも結局この恋は「ウソ」で終わってしまうのですよ。ああしんどい。


ところで、歌詞カードの最後の1行。
「うつす指のウソ」。
なんでここだけ「うつす」が平仮名なんですかね。


映す。写す。移す。撮す。全部「うつす」。


「映す」、つまり彼女が見ている3人の左手の薬指?(3人は既婚者、彼女は不明)
「写す」、つまり彼女の左手の薬指?(3人も彼女も既婚者)
「移す」、つまり薬指の指輪は彼女のもの?(3人の未婚·既婚は不明で彼女だけが既婚者、3人の左手の薬指にある指輪は実は彼女(か、彼女の夫)のもので3人と会っている時間だけは3人を夫として見ている)
「撮す」、つまり薬指の指輪に彼女は衝撃を受けている?(ここでも3人は既婚者で彼女は不明、瞳はカメラのように3人の左手の薬指をクローズアップしている。「映す」よりも長い間見ている、まるで自分の心の中に刻み込むような感じ。だからこそ衝撃的。ん?てことは彼女は3人が結婚してるって知らなかったってことか?)


ウーン、「移す」と「撮す」はかなり解釈に無理がある。たぶん無難なのは「映す」でしょうね。


だったらどうして平仮名なの!分かんなくなるじゃん!淳太くんのアホ!好き!

 

 


歌詞カードちゃんと見てない勢なので、パフォーマンスを見てから歌詞カードを見るという意識の低さ。でもパフォーマンスから謎が多い上に解釈の幅が広すぎる。考える余地ありすぎ。


そりゃなかなか浮かばないよね。こんなに色んな視点と世界が回ってるんだもの。3分15秒の間に目まぐるしく変わっていく心も言葉も何もかも、淳太くんが作り出した世界の中にあるって思うだけで鳥肌が立つよ。やっぱり淳太くんって無限大だ。(cv.小瀧望)

 

 

 

 

 


ここまで書いてきたことは私の主観です。
淳太くんがどんな世界を映してこの歌詞を書いたのか、あのパフォーマンスをしたのかは推し量るしかないのが悲しいね。
さっきの「手を振った」くだりだけで淳太くんにお手紙書きたい気持ちだもん(笑)


淳太くんの「三十路の本気」を見ました。
私の知らない淳太くんがそこにいた。
曲を聴いている最中「この人は誰だ?」って一瞬思ったのは内緒。


可愛い淳太くんも好きだけど、かっこいい淳太くんはほんとに大好き。今回もセルフプロデュースの天才でした。いつだって淳太くんは私を離してくれないんだ~〜!(IQ2)
どんな淳太くんも大好きだよ~〜〜!!!

 

あとこれだけ言わせて!!!

 

淳太くんに演技のお仕事が来ますように!!!

 

おわり!!!!!!!!!